黒岳&北鎮岳初登山Vol.3
なぜ人は山に登るのだろうか?
それは、山がそこにあるから・・・。昔、英語の教科書で見た記憶がある。
実は9月16日、地元・北見市留辺蘂自治区で、武華岳(むかだけ)登山の
無料バスツアーが行われ、私は参加する予定でいた。
本格的な山登りの経験のない私にとって、普段ランニング途上で見慣れた山に
登れるのは、絶好のチャンスだと思った。しかしあいにくの雨で中止となってしまった。
参加が決まってから、私はザックと熊除けの鈴を買ってしまっていた。
その後、登山への気持ちが収まらず、ガイドブックを購入した。
そして今、黒岳を登り、桂月岳、そして北鎮岳を目指している。
ついに山頂に立った。標高2244mだ。
あとで知ったことだが、北海道で2番目に高い山である。
今年6月、サロマ湖100Kmウルトラマラソンで、3度目のゴールを果たしたが、
なにか、それ以上の達成感に満たされた。
マラソンランナーに登山愛好家が多いことも知っていたが、
なるほど、登山もマラソンに似ているなぁ、と思った。
スタートがありゴールがある。自分のペースで進む。普段の鍛錬も必要だ。
頂上から見える景色は格別だ。
西から吹いてくる風がとても強く、立っているのも難しい。
大雪山の山並みが、パノラマで眼下に広がる。
山に詳しければ、もっと楽しいだろうと思う。
私と共に付き合ってくれた、ザック。これは、なかなか優れものだ。
背中に汗をかかないように、ネットが一枚張ってある。
空気が通るようになっているのだ。
さあ、やっと昼食タイム。妻の握ってくれたおにぎりをほおばる。
ここまで登ってこれたことに感謝し、この景色の中でおにぎりを味わうと、
生きているという実感がわく。なぜか涙があふれてきた。
コブクロのベストアルバムのジャケットが、月面の足跡だ。
ここまで登ってきた私の足跡が、生きている証なのだ。
さあ、今度は下山だ。
30分ほどのランチタイムを終え、一気に黒岳を目指す。
凌雲岳の緑と赤とのコントラストが美しい。
黒岳頂上には、たくさんの人が立っているのが見える。
ここまで約1時間。13:35。
この時間になると、家族連れなど小さな子供もいる。
休憩タイムを取る。お茶の残りを飲んだ。
これだけ人が多いと、下山も容易でないなと感じ、10分ほどで切り上げ。
下山開始13:45。
登ったときと陽の加減が変わり、紅葉のコントラストが違って見える。
九合目のあたりから、下山者が多く、渋滞している。ぬかすことはできない。
マネキ岩を見る。
七合目登山事務所まで、1時間もかかった。14:45。
ペアリフトはすぐ乗れた。五合目・ロープウェイ駅に15:00到着。
しかし、ここで行列。ロープウェイに乗るのに30分待った。
層雲峡駐車場に戻り、靴を履き替え、自宅を目指す。16:00。
無事、帰宅。16:50。
こうして初めての登山は、北鎮岳登頂という収穫を得て終えることができた。
ここまで長い文章にお付き合い頂き、ありがとうございました。
大江本家
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